2011/07/20
魚を美味しく焼き上げるためのポイントは遠赤外線。炭火で焼き上げた魚が美味しいのは、炭火にはガス火の 約2.5倍の遠赤外線が含まれているからです。
ならば、遠赤外線さえ上手く活用できれば、なにも七輪を使わなくても美味しい焼き魚が出来るのでは? そこで思いついたのが、焼肉用の石焼プレート。温められた石版から出る遠赤外線でお肉が美味しく焼けるというアレです。
石の上に直接アジの干物を乗せてしまうと石から伝わる熱で焼いてしまうことになりますので 石版の上に網を敷いてその上にアジの干物を乗せることにします。
石版が十分温まるように弱火で5分ほど温めてからアジを乗せました。
焼き始めて5分。なんだか石版の色が怪しいことになってきましたが まぁこんなものだろうと自分に言い聞かせて焼き続けます。
魚に火は通っているようですが、皮に焼き色が付きにくいようです。 きれいな焼き色を付けるにはもう少し焼きたいところですが、これ以上加熱すると 水分がなくなってしまいそうなので、ひっくり返して裏側を焼くことにします。
ここで事件が!石版に亀裂が入ってしまいました。 どんどん雲行きが怪しくなっていきますが、ここまできたら中止するわけには行きません。 このまま焼き上げてしまいます。
何とか無事に焼きあがりました。
皮の焼け具合は不十分ですが、仕方ないという事で。
あまり期待できませんが、試食を。
身は水分が抜けすぎたのかパサパサです。皮も妙にしっとりとしていて あまり美味しくありませんね。
はっきりと言ってしまえば失敗です。
新品のプレートを一発で壊してしまうという犠牲を払ったにもかかわらず、 結果は大変残念なものになってしまいました。
変なことを考えずに、普通にガスコンロで焼いたほうが美味しいみたいですね。
残念。失敗です!いいアイデアだと思ったんですが・・