2011/07/15
前回フライパンで焼いた魚には、ちょっと不満が残ると書きましたが 世の中には、フライパン調理用のクッキングシートが売られているようです。 普通にフライパンで焼くよりも簡単で、パリッと仕上がるんだそうです。 そこで今回、旭化成の「クックパー」を試してみることにします。
クックパーシリーズは発売元の旭化成から色々な商品が出ているようですが、 今回はアルミ製のクックパー(フライパン用)を選びました。 製品の特徴は、シリコーン加工でくっつかない。水や油を通さない。などだそうです。
フライパンにシートを広げて、前回と同様に火加減は中火 にしてアジの干物を皮の方から焼いてみましょう。
このシートは油を通さないと言う事なので、放っておいたら魚から染み出した 油が付いてしまいますが、お手軽が売りのクッキングシートなのに、 あまり手間をかけるのはどうかなと思いますので。今回は油を吸い取ったりせずに そのまま焼いてみることにします。
片面が焼けたところで、ひっくり返します。 ちょっとくっつきそうになりましたが、丁寧に剥がせば大丈夫です。 フライパンだと、一度くっつきそうになると剥がすのは大変ですが さすがは専用品です。
焼き色もキチンと付いていてなかなか美味しそうです。
焼き上がりました。
見た目は、写真で見ると分かりにくいのですが普通にフライパンで焼いたときと比べると 焼き色は美味しそうです。皮はカリッと美味しそうに焼けています。パリッではなくカリッとです。やはり、焼き魚ではないのでパリッとはいかないようですが、これはこれで 美味しそうに仕上がっています。 身のほうもなかなか美味しそうに仕上がりました。
では早速食べてみましょう。前回よりも美味しそうに焼けているので 期待が高まります。やはり、見た目は大切ですからね。 先ず皮を食べてみます。キレイにカリッと仕上がっていて、口に入れると「サクッ」と軽い音がします。 焼き魚のパリッ!とは明らかに違いますが、これはこれで美味しい仕上がりです。
身のほうもジューシーに仕上がっていて、美味しく食べることが出来ます。
真にフィッシュソテーです。焼き魚のようには仕上がりませんが、 フィッシュソテーだと割り切ってしまえば、これはこれで大変美味しくいただくことが出来ます。
しかも、フライパンは全く汚れないので、片付けも簡単です。 干物を焼くには向いてないかもしれませんが、サーモンや太刀魚をソテーしたら本当に美味しくできると思いますよ。
サーモンを焼こう!